道具不要!初心者向け川釣りの基本

Otanbariver 旅行

川で釣りをしてみたい、でも道具を用意するのはちょっと大変。。。
そんな釣りビギナーさんが、1日または半日だけ、手ぶらで存分に川釣りを体験できる釣り場がおすすめです。ふら~っと出かけてみませんか?

本記事は奥多摩、大丹波国際ニジマス釣場を基本に執筆しています。(以下、略して大丹波釣場さんと記載しています。)

準備

用意するもの

手ぶらでもいいけれど、これだけは持っていくことを強くお勧めします!
ニジマスは手ににおいがつくととるのが大変!!

  • ビニール手袋
  • 軍手またはタオル1枚でもよい(使い捨て)

あったほうが良いかも

  • 上着、下界は真夏日でも山の川原は涼しい!
  • 虫除け
  • 日焼け止め
  • 必要に応じてバーベキューセット
  • 椅子など
借りるもの
  • 釣り竿とビク(網)は貸してくれる
  • BBQを予約できる釣り場もある
買うもの・・・1人あたり


(奥多摩、大丹波国際ニジマス釣場の場合)

  • 漁業権 3300円(30匹まで)
  • イクラ 300円
  • ブドウ虫 600円 ←あったほうが良い
  • ※30匹以上は200円/1匹の追加料金

釣り場によっては半日券もあるようだ。

ニジマス釣りの基本情報

ニジマス釣りは1年中可能。
中でも4〜8月が一番のシーズンで、魚に食欲があり、エサ釣り初心者にも釣りやすい。

シーズン中は団体も多い(大丹波釣場さんは一般客とは場所を分けている)
この記事を書いたのは9月上旬。
だいぶお客さんは減ってきた。


釣ってみよう!

餌のつけ方

いくらはひっかける感じで。
真ん中に溶かすと、いくらの中身がすぐに川に流出してしまう。

ブドウ虫はJ字型針に沿って、真ん中にグイっと通す。躊躇なく。

その辺にいた川虫もチャレンジしてみてもよいかも。

竿の投げ方

川の真ん中は流れが早く、岸川は遅い。
なるべく川の真ん中にエサ付き針がくるように投げ、自然にエサが流れ流れてきたように演出しよう。もしくは魚が泳いでいる真ん中で停滞させておくという方法も野生化していない魚(放流したばかりの魚)には有効。

いくらは3から5回くらい、ブドウ虫は10回くらい、上流から流したら新鮮なエサに交換。
魚は匂いに敏感です。ポイントは魚がかかったかなと思っても、すぐに竿を上げないこと。
すぐに竿を上げてしまうと、せっかく食いついた魚も逃げてしまうので、焦らず針を飲み込むまで待つ!

プロっぽい服装で、たくさん釣っているな、という人がいたら、たぶんエサに高価なブドウ虫を使っているのかも。
イクラよりブドウ虫のほうが釣れる。

ハヤも釣れた!

おっっカジカも釣れた!
水がきれいな証拠です!
※ここは東京都(の端っこ)
食べない魚(針を飲み込んでいない)は川へリリース!

当日の流れ

8:30到着

チケット購入
基地(釣りポイント)決め荷物を設置
 →いつでも移動できる
  昼過ぎはどの方角から日が当たるのか、
木陰を意識して場所を決めるのがオススメ。
準備
場所を決めたらエサ準備。
釣れたらすぐに次のエサを取り付ける取り付けるので、手際よく取り付けやすいように。
ビク(網)を川に漬けて配置。

ビクの準備(写真は魚を取った後)
魚が逃げないように石でしっかり止めること。

8:45から釣り開始

まずはイクラで。

釣りは釣れなきゃ面白くない
放流前に1匹ゲット。
岸まで釣り上げたあと逃げていった魚1匹。

☆狙い目は9時と1時の放流直後。

9時 1回目の放流!!
20分間で5匹。
釣れやすいのがいなくなったのか、
警戒心が芽生えてくるのか、
その後は全然釣れない。
魚は岩の陰や深いところに隠れたもよう。

10時

エサをブドウ虫に変更!!
30分に1匹の割合で釣れる。
釣り人は忍耐強いです。

釣れなくなってきたと思ったら、エサの種類を変える。
同じエサだと警戒心が高くなるのか、飽きてくるのか、釣れなくなる。

釣った魚をBBQしても良いし、
午後の放流に備えて休憩しても良いし、
頑張って釣っても良いし。

ランチは終わらしておくこと!
余談だが、おにぎりをもっていくなら、
塩濃いめの方が美味しいと思う。

午前中の成果:9匹

大事なことなので、リピートアフターミー!
☆狙い目は9時と13時の放流直後。
2回めの放流に備えて、準備万端に!

13時 2回めの放流!

やはり放流後20分間エサを川に入れたら20秒位で食いつく。
20分で5匹ゲット。

13:20以降はブドウ虫で。

ブドウ虫は最強の餌だと思う。
でも、何匹か釣った後は魚も餌に慣れてきて、(警戒してきて)まったくつれなくなる。
そんな時は場所を変えるか、エサを変えるといいですよ。

15:00前後 帰る準備

もし釣り場が16:00で終了だとしたら、現地で内臓を取ってもらう場合は、15:00前に終わるのが良いかもしれない。場所や季節、曜日にもよるが。
15:00を過ぎるとみんなが帰りだすので、1時間待ちなんてこともある。
複数人で来ているのであれば、魚をさばくのを並んで待つメンバーと片付けメンバーに分かれるのもよいだろう。

川釣りマナー

  • 子供からは目を離さないように!
  • 川岸は狭いところもあるので、荷物で道をふさがないように。
  • 石を投げたり、川に入っちゃダメだよ。魚がびっくりするよ。
  • むやみに川に近づかない。魚は人影を警戒するよ。
  • 大声を出さない。魚は音を警戒するよ。
  • ごみはすべて持ち帰る。


小さい魚の方が警戒心がない

食べ方

マス類は寄生虫が怖いので、私は生では食べません。養殖したマスでも、川に放流された後に何年も生息して、野生化したヌシがいますからね~

内臓をとる

大抵の釣り場では内蔵を取って塩をかけてくれますが、自分でとる場合は「壺抜き」という方法もあります。
釣り針がついていることもあるので、気を付けて処理してくださいね。

冷凍保存

冷凍する場合は3枚おろしにするとよいです。洗った後の水分をキチンと取ると臭みがないです。
ラップに挟んで、ビニール袋に入れて、平らに冷凍!

ニジマスレシピ3選

第1位:ニジマスの塩焼き

第1位はなんと言っても塩焼き!
シンプル is the best!

第2位:ニジマスのフライ!

おいしくないわけがない!
切身にマヨ塗って、パン粉をつけて、揚げる!パン粉をつけたあとぎゅ〜っと押すとはがれにくいですよ。

第3位:ニジマスのハーブ焼き

ドライハーブをふって、小麦粉からめ、オリーブオイルで焼く。最後に白ワインで2分蒸す。

番外編:ニジマスのあら汁

3枚おろしにした後の骨を水を張った鍋にポンポン入れ、火をつける。あればショウガや日本酒を入れてもよい。10分くらい煮て、みそを入れる。ねぎを散らしてもよい。
ちなみに今回は骨を20匹分、ショウガチューブを10cmくらい入れて4人分作りました。

感謝してすべていただきました。

まとめ

いかがでしたか?
釣りポイントは「放流直後を狙う」、「エサを変える!」。
川釣りは
川での景観も楽しめ、
釣りアクティビティーもでき、
帰ってからも何日も魚料理が楽しめます。
魚釣りに興味がわいてくれるととてもうれしいです。

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